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2011☆MotoGP バレンシアGP [バイク レース]

ついに最終戦となりました☆

11/6(日)決勝
スペイン・バレンシア。
リカルド・モルト・サーキット

天候は曇り時々雨。
各クラス、天候が安定しない難しいレース運びとなりました。

そして、前戦マレーシアGPで
レース中の事故でお亡くなりになった
M・シモンチェリ選手の追悼セレモニーが
レース前に行われました。

マルコのお父さんの意向により
明るくマルコを送って欲しいと要望があり
スペイン名物の爆竹や
各クラス全マシン(約90台)によるコースのメモリアル・ランなど
特別なセレモニーとなりました。
その中には、レジェンドライダーのK・シュワンツさんが
シモンチェリ選手のマシンを駆って、メモリアルランに参加しました。


125ccクラス

2スト、125ccというカテゴリーは今期で最後。
バレンシアのレースで63年の歴史に幕を閉じます。

2位とのポイント差を22に広げてランクトップの N・テロル選手。
ランキング2位の J・ザルコ選手が1位で、テロルがノーポイントで
終わった場合、逆転優勝の可能性が残っていると言う
最終戦まで優勝争いの行方が分からないクラスとなっていました。

レース結果は・・・・
ザルコ選手が途中で転倒し、残念なリタイヤ。
ノーポイントとなりました。

この時点で、テロル選手の年間チャンピオンが確定しました。

1位:M・ビニャーレス
2位:N・テロル
3位:E・ファウベル

今年初出場のM・ビニャーレスは、年間ルーキー賞を獲得しました。
そしてビニャーレスのチームオーナー、パリス・ヒルトンさんも
ビニャーレスを激励に来ました。

Moto2クラス

ランクトップのS・ブラドルと、2位のM・マルケスのポイント差は23。
こちらも最終戦までチャンピオン争いに決着が付かない状態でした。

しかし、前々線のオーストラリアGPと前戦のマレーシアGPで
ハードクラッシュをしたマルケス選手は視力にダメージを受けて
最終戦は欠場となりました。

この決定を、前日の予選で下したので、
本戦前にブラドル選手の年間チャンピオンが確定しました。
そして、予選は最初の10分ぐらいまでしかドライコンディションとならず
残りの時間はほぼ雨の状態。天気の回復する兆しはありませんでした。

 

更なるタイプアップは不可能な状態となっていたので
各チーム共、最初の10分でタイムを出して
残りの時間はくつろぎモードとなっていました。
(予選の残り時間はブラドル選手のチャンピオン取材が始まっていました。^^;)

そんな中、モリワキグレッシーニ・チームのピッロ選手とユーキが
予選1、2位タイムを出して、チームでフロント・ローを獲得しました☆

個人的には『ユーキ、最後にやっと表彰台に立てるかなぁ〜?』
なんて期待していました。

決勝は、一度エガータにトップを譲りますが
6周までは、ユーキがトップ!
アドバンテージも1秒近くありました!

ただ、毎周回毎に変わる雨のコンディション。
6週目の3コーナーでユーキはいきなりハイサイド・・・・。[もうやだ~(悲しい顔)]
リタイヤとなってしまいました。

しかし、ハイサイドの転び方があまりに激しく尋常じゃありませんでした。[がく~(落胆した顔)]
頭、もしくは首から地面に叩き付けられていました。

まさか、ユーキまで・・・・?
そんなのイヤダよ!もう、誰も連れていかないで!(> <)

ユーキはメディカルセンターへ運ばれてしまいました。
暫くして、TVのテロップには『Takahashi  OK』との表示がでましが
体の状態が非常に気になってスゴク心配しました。

しかし、その後は意識を取り戻し、大事には至らなかったようでした。
よかった。(T T)本当に安心したよ。

Moto2クラスでも不安定な天候は続き、年間王者が確定したブラドルも転倒リタイヤ。

これまでトップ争いをしていた選手達が上位に現れない結果となりました。

1位:M・ピッロ
2位:M・カリオ
3位:D・エガータ

カリオとエガータが、2位・3位の場所をお互い間違えたまま、表彰式を行っていたというハプニングが!
そして、エガータは、ポディウムに登ったら髪を切ると言っていたらしく、パルクフェルメで早速断髪式が行われていました。^^

1位のピッロは、シモンチェリ選手にこの勝利を捧げたいと言って、感極まっていました。;;

 

MotoGPクラス

シモンチェリ選手に追悼すべく、マシンやメット、スーツ等に彼の車番『58』をつけての参戦。
(車番は全選手、何処かに付けていました。)
今期で引退するカピロッシ選手は、シモンチェリ選手のお父さんに許可を得て
自分のマシンに自らの車番ではなく、シモンチェリの車番をマシンに付けて参戦しました。

ロッシはメットのデザインをシモンチェリのデザインを取り入れた特別メット仕様で参戦。
シモンチェリのチームメイトだったヒロシは
追悼メッセージ入りのスペシャルマシンで参戦。

みんな思い思いの追悼をしていました。

 

そして、決勝。
ずっと続く小雨。レインかスリックか迷うようなコース状況の中、スタート。

1周目で 、ロッシ・ヘイデン・バウティスタ・ドプニエの4選手が転倒リタイヤ。
いきなり、波乱の展開となりました。

トップはストーナー、順にペドロサ、ドビツィオーゾ、スピーズ選手と続きます。

途中、ストーナーは10秒近くのアドバンテージ作り、余裕の独走。
激しい2位争いが続きます。

ペドロサが2位争いから脱落。
そして、独走のストーナーがミスをし
スピーズとドビツィオーゾが一気に急接近します。

なんと、スピーズが1位、ストーナー2位、ドビ3位のままラストラップ。
しかし、最終コーナーからゴールラインにかけて
ストーナーのマシンのスピードが一気に伸び、
ゴールラインギリギリでストーナーの勝利となりました。

1位:C・ストーナー
2位:B・スピーズ
3位:A・ドビツィオーゾ

怪我で欠場のホル平君の代走を行った中須賀選手は大健闘の6位フィニッシュ。

我らが期待のヒロシは12位と悔しい結果
ヒロシは来年からWSBへ転向。
日本で生の試合を見られないのは寂しいけれど
今度から1レースで2ヒート見られるんだ〜。と
新天地での活躍が期待大です☆

来年は新しいクラスも新設し
どんなチームでどんな顔ぶれになるのか
非常に楽しみです☆^^

関連リンク(クリックするとサイトに飛びます☆↓)

トーチュウ(←詳細は有料会員のみ。^^;)

HONDA HP
(WSBへ転向のヒロシが、来年8耐に出られるかも?の嬉しいニュースが☆)

MotoGP HP
(各選手の動向や来期のテストの様子が載っています☆)


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のらねこ

高橋はちょっと冷やっとしましたね。
でもまぁ、轢かれてないから大丈夫だろうと思ってました。
リズラスズキはバウティスタが離脱して、
ますます撤退ぽい雰囲気に…。
レギュレーションも変わるし、
来年はどうなるんでしょうね。
by のらねこ (2011-11-09 20:16) 

にったん

☆のらねこさんへ
早レスでビックリ!^^;
ユーキの転倒は本当に焦りました。

さっき、MotoGPのHPで
バウティスタの離脱記事見ました。

スズキチーム無くなって欲しくないです!><
シュワンツ依頼、スズキの強いところ見ていないし・・・・。
by にったん (2011-11-09 20:42) 

のらねこ

シュワンツの後も、一応、
2000年にケニー・ロバーツ・ジュニアが、
WGPの500ccクラスでチャンピオンになってますよー。
まぁ、パッとしたのはそこまでだけど(苦笑)。
by のらねこ (2011-11-09 23:35) 

oasis

視力にダメージって大丈夫なのかな(汗)
ストーナーの逆転は久しぶりに興奮しました^^
僕は民放で見ているのですが、
来年、放送があるのかが一番心配(笑)
by oasis (2011-11-10 19:37) 

にったん

☆★皆様、nice!&コメント有り難うございました★☆

>のらねこさんへ②
あ!そうだったんですねぇ〜。^^;
その情報は知らなかった・・・・!
それにしても後から色んな情報が・・・・
シモンチェリの後釜にバウティスタ!
ドプニエ選手がスズキ?
ブラドルがMotoGPクラスへ移籍?
ユーキがグレッシーニ離脱で
他のチームと交渉中!?
代わりにエリアスがグレッシーニに復帰!
(ビチューボを上手く扱えるのでしょうか〜?!)

まだ、まだ各選手の動向に目が離せません☆^^;

>oasisさんへ
マルケスは、遠近感に違和感があるようで
大事を取っての欠場って発表していました。
(もちろん、目は見えるとの事。)

私はヤマハ派なので
最後のストヤン逆転は悲しかったです。;;
でも、ベンもストヤンもドビも良く頑張りましたよね。
来年も熱い走りを見たいですね☆^^
by にったん (2011-11-10 20:43) 

uni

最終コーナーからの逆転は、何だった(どうして逆転できた)のでしょう?新参者の私にはわからなくて。。スピーズが超油断したのか、バイクの性能なのか、ストーナーが非常識な領域でギャンブルをしたのか?誰か教えて~
by uni (2011-11-10 22:53) 

にったん

☆uniさんへ
恐らく、ほぼuniさんのご想像通りと思われます。(笑)

バイクの性能は、直線のスピードの伸びはやはり、Hの方がいいと思います。
それに加えてストやんの素晴らしいライテク。
そして、ゴール寸前、スピーズは、ややアウトにはらんだ様に見えました。
スピーズのコメに、スピード感覚が分からなくなったと有りました。
それだけ、天候に悩まされたタフなレースだったんだと改めて思いました☆
by にったん (2011-11-13 22:53) 

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